2019年12月19日木曜日

やりたいこととやってほしいこと。

わかるわー、これ↓。
いま風に言うと、「わかりみが深い。」

そして父になれた…のか? 育休ルポ「妻へのわび状」

育休は育児のための休業なんだけど、
ついつい、
「育児をする人が育児に専念できるようにサポートするための休業」
をしてしまいがちな気がします。
それでもって、「名も無い家事って本当に多いんだねー」なんて言って、家事ができる旦那風を気取ってみたくなるのです。

でも、そうじゃない。
それって、
「育児以外の家事は僕がやってあげるから、あなた(妻)は育児に専念しなさい」
って言っているだけ。
育児をした気になっているだけで育児していない。

ウンコのオムツを変えて最後まで処理するとか、
延々泣きやまない赤ん坊をずっと抱いているとか、
置くとすぐになく赤ん坊をなんとかする(しばらく泣かせておくを含める)とか、
母乳やミルクの吐き戻しがついたり、粗相をしてしまった赤ちゃんの洋服を、匂いに耐えながら洗うとか、
食べさせないと怒るけどほとんど食べない離乳食を機嫌をとって食べさせるとか。

そういった、ちょっと成果が見えにくいことや自分だったらそれやりたくないな、と思うことを、奥さんと分担した方がきっといい結果をうむと思う。


だって、育児以外の家事の方が楽なんだもん。
ある程度自分の段取りとペースでできるし。
できたことが目に見えてわかるし。
あやすとか、お風呂に入れるとかのわかりやすい部分ではなく、「名もない育児」の部分って、「名も無い家事」の数倍大変な気がする。

私も「名も無い育児」の全容を知っているわけではない。
そう言う、常に自分には分からないけれど他人が気づいてやっている部分があるんだゾ、と言う心持ちでいないと慢心するな、と思う、子供が生まれて5ヶ月とちょっとであります。


ちなみに、こう言うことは他人(特に奥さんとか肉親)から言われると
ものすごーーーーくイラっとします。ムカつきます。自分を見下された感がします。卑屈になります。反発したくなります。

なので、これ見よがしに指摘しないように。