2020年2月11日火曜日

育休制度についての所感

育休給付金の引き上げについて、検討が進められているらしい。
日経新聞 「育休給付金引き上げ検討 政府、賃金の最大8割案」

妻とも話したのだが、給付金の額をあげるよりも、
・生後3年くらいまでは幾らかでも良いから給付金があった方が良い
・育児時短勤務を生後12年(小学校終了まで)は設定して欲しい
・育児時短勤務によって、時短でなかった場合との想定の賃金差を補助金などで補填してもらえると良い
…といった、子供が小学校くらいまでは家庭(と地域、etc)でしっかり子供をサポートできる体制が作れる制度の方が効果が出る様な気がするのだが、どうなのだろうか。

制度を考えている人って、子供は数年たてば手がかからなくなると思って、制度を作っているのだろうか?
保育園に預けても病気になって結局休みがちになったり、様々なトラブルで小学校くらいまでは意外と手がかかるんですよ??
っていうか、制度を考えている人って、育児経験、育休経験あるんでしょうかね?

短期的な金銭的保証だけしても、良い制度にはならないし、結果(本当のゴールは合計特殊出生率2.0以上であって、男性育休取得率ではないはずですよね??)もともわない気がします。
「育児に力を振り分けても人生充実しそうだぜ」、って思ってもらえるような制度でなければ、子供は増えないと思うんだよね。
「育児に力を振り分けても人生充実しそうだぜ」、っていう「文化」がないんだから「制度」「法律」で強引にそう思えるように持ってかなくてはいけないので、これってかなりハードル高いこどだと思う。制度を作る人は頑張ってください。(としか言ってあげられない)

まあ、現行の制度でもバシッと育休取ってしまう様なオトウサンの意見は参考にならないかもしれませんが…